18 9月

平成26年9月 泉山会

平成26年9月 泉山会

皆さま、こんにちは。静岡支部の杉浦です。
今年もすでに残すところ3ヵ月ちょっと。早いもんです。
残暑もほとんどなく、季節はそのまま秋を迎えてしまったようです。
だいぶ過ごしやすくなりましたが季節の変わり目なので体調を
崩さないように注意しましょう。

今回は、9月15日(日)に行われた佐野美 泉山会について報告させて
いただきます。
静岡支部からは、藤江さん、中村さん、杉浦の3人が出席です。
現在、泉山会では今年の5月から「観智院本銘尽(かんちいんぼんめいつくし)」
を題材に勉強しております。
観智院本銘尽は鎌倉末期に成立して応永頃に写された書物のようです。
開くといきなり「正宗」が登場します。刀工ランキング順ではありません。
どおやら原本の写し(現在の重要文化財)を作った後、どの時代かは不明ですが、
とにかく一度以上バラんバラんになってしまったようです。それを誰かが集め
直して復元したようです。しかし、集め直した人が刀剣関係の勉強をして
いない人だったせいか、ページ順がバラバラになったまま今に至るようです。
泉山会では観智院本銘尽オリジナルのままだとページがバラバラでやりにくい
のでページを改め直したものを作って勉強しています。
草書体なのか何なのかよくわかりませんが、とにかく文字が読めません・・

さて、先月は粟田口を勉強したので今月は来派か?との大方の予想でしたが、
見事に外れ、大和系でした。
鑑定刀は次の通りです。(都合上、詳細は省かせていただきます・・)

1号刀: 太刀 (無銘) 古大和
2号刀: 太刀 包永
3号刀: 刀   (無銘) 当麻
4号刀: 太刀 包永
5号刀: 太刀 清綱 (二王)
6号刀: 脇差 和泉守国貞

最近の泉山会では、普通の鑑定会風に新刀を入れる(1本だけ)のがトレンドで
鑑定刀は6本になっております。
今回の鑑定刀の中で4号刀は難題でした。尻懸か手掻かまたは傍系か迷います。
考えても迷うだけなので様子見で入札した 包永 で当たりになり迷宮入りせずに
済みました。
それにしても、あの当麻・・
初心者講座のときから見ているものですが、今回は、素ん晴らしく
よく見えました。自分の見方が変わったのかと思ってましたが観賞用の
電球が明るくなったせいだろう、ということでした。
あの当麻なら是非欲しい一品です。