11 2月

平成27年2月泉山会

2月泉山会のご報告

皆様こんにちは、静岡県支部の金川です。

去る2月8日、佐野美術館泉山会に参加しましたのでご報告します。
当日は朝から冷たい雨が降りましたが、夕方から日差しも差し込み陽も一頃より長くなり、日差しだけは春を感じさせる日でした。

今月の銘盡は、神代鍛冶、日本国鍛冶銘でした。

日本国鍛冶を抜粋してみますと

安綱 伯耆国小原安綱と書く。彼太刀・刀は利人将軍より越前国或は社寺□□いまだ錆びずと。

    剣という。主をきらうと、云々。

天国 大宝年中三年□、此の作刀主をきらう。正安の比まで五百九十余歳か。

神息 元明天皇御宇和同元年に作八寸五分の刀なり。宇佐宮住人、又銅細工行平婿なり、他人也。

月山 彼名茎に打たず、太刀身に是を打つ、奥住人、主をきらう。焼細くいどろなり。茎槌目なり。

    身細く打つなり。

行平 文武天皇御宇、豊後国紀新太夫、「浪平こと細を不知人行平と」刀は筋違鑢も此の如し。

    目貫の上区下に下鑢あり。茎先細く、そとばかしらして、目貫孔ほどふくら也。藤戸が弟子なり。

以上、抜粋ですが、意味不明な箇所もいくつかあります。また「主をきらう」の記述が安綱、天国、月山に見られますが、持ち主をきらうのでしょうか。

以下鑑定刀です。
1. 太刀 銘 安綱

2. 太刀 銘 豊後国行平作

3. 太刀 銘 月山

4. 太刀 銘 包平

5. 太刀 銘 利恒

6. 短刀 銘 神息

以上です。

なお2月15日佐野美術館で支部新春鑑定・鑑賞会を予定しています。

皆様のご参加をお待ちしています。