27 6月

平成30年度 第2回 鑑定会・鑑賞会

皆様こんにちは。支部会員の杉浦です。
今回は6月17日午後に行われた、鑑定会・鑑賞会の報告です。
会場は、護国神社社務所の直会殿。
午後の参加者は28名。ザックリですが見たところベテランさん、初心者さんが
半分半分かな。

今回の講師先生は協会本部の小菅先生。元は日野原先生でしたが
急きょ変更されたとのこと。

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さて、鑑定刀は5本、入札鑑定開始です!
ベテランさんも初心者さんも真剣に刀を見てます。

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1号刀: 刀 虎徹
持った瞬間、帽子を見て虎徹。江戸中期にしては反りがついてる姿。
中切先。小板目が美しく、地沸なのか刀がキラキラ光って見えます。
沸の粒も均等。大きな互の目が連続して、互の目の谷に足が太く
入ってます。若干の焼き出し。

2号刀: 刀 助直
帽子が大坂。焼きだしあり。地鉄は小板目。沸出来。カクカクした
濤乱刃?、刃中に砂流しが見えるので、越後守包貞かと思いましたが
違ってた!助直でした。

3号刀: 短刀 備前兼光
わずかに反りのついた平造りの短刀。重ね薄。地鉄は板目に杢混じる。
片落ち互の目。乱れ映りが見えます。帽子は尖り気味に返る。
フツーに考えれば兼光なんだけど、違和感を感じて元重に入れてしまい
ました。余計なコトを考えすぎですな。

4号刀: 刀 左行秀
反りの少ない大切先の姿。地鉄はツルンとしており、互の目の足が
刃先に抜けるような感じは新新刀。互の目の足を横切る砂流しが
あるが清麿にしては、切先すすどしくなく、刃文も躍動感がない。
違和感を感じながらも思いつくところがないので清麿で入札して能く。
江戸で能っちゅうと・・水心子とか固山とか??全然思いつかない・・
結局三振。
知らなかったけど行秀は江戸で刀を打ってたんですね。

5号刀: 刀 与三左右衛門尉祐定
姿は先反り。杢交じりの板目。乱れ映り。刃文は蟹の爪、互の目の頭に
丁子が重なる複式互の目。フツーは祐定に入れるところ、何かイマイチ
違うような感じがして勝光で入札して同然・・

難問は4号刀でした。ここだけ外す人が多数おられたとのことです。
それでも100点をとられた方がおられたのはさすがです。
小菅先生から丁寧な解説をしていただき鑑定会は終了いたしました。

さて次回は8月19日。掛川での開催です。
バリバリ真夏なので足を運びづらいです。例年だと8月の参加者は少ないです。
たくさんの参加者があることに期待します。
 

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