平成30年度 第3回 鑑定鑑賞会・日本刀初心者講座
2018年9月29日
平成30年度 第3回 鑑定鑑賞会・日本刀初心者講座
皆様こんにちは、支部会員の杉浦です。遅ればせながら、8月の回のレポートです。
お盆休み最終日の2018年8月19日(日)、掛川市の大日本報徳社 仰徳記念館において
本年度第3回目の日本刀初心者講座と鑑定鑑賞会を行いました。
まずは鑑定鑑賞会から・・
鑑定鑑賞会はいつもどおり午後13時から。参加者は30人弱。例年だとこの8月の回の
参加者は少ないのですが今回は多かったです。
今回の講師は元日刀保の岩田先生です。
鑑定刀は5本。
1号刀: 国広 志津写し。彫り物まで研ぎ減った感を演出
2号刀: 堀川国安 片切れ刃造り
3号刀: 平安城国路 物打ち辺に金筋砂流しかかる
4号刀: 越中守正俊
5号刀: 初代信国 本日一番の難問。
そして、その日の午前に行われた日本刀初心者講座についてレポートです。
初心者講座基礎編での今回テーマは「沸と匂いの違い」についてです。
応用編では今回も誌上鑑定の鑑定方法を勉強しています。
基礎編の参加者は4人(少なっ!)
応用編の参加者は11人(すごっ!)
初心者講座への参加者が安定して10人以上来ていただいているので助かります。
沸粒なんか小さくて見えにくいんだけど、沸の付き方が見えてくると芸術的で
変化があって自分的には好きな見所です。
ただ、極近距離が見えないかたはちょっとつらいかも・・
さて次の10月の回は「刃文と帽子の種類」についてです。
光りモノなので比較的わかりやすいところになります。
よろしくおねがいいたします。